ブログ紹介 No.20284 | ホストクラブ紹介・ホスト求人サイト ホスホス

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2021年1月7日 07:02
こいちゃんと時々ぎんのブログ
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HAREM
一 恋
  • 1月6日~Get Wild
    2021年1月7日 07:02








    アスファルトタイヤを切りつけながら~♪







    暗闇~走りぬける~♪





    どんな歌詞やねんって思ってたけど








    おったわw


    おじいちゃんがタイヤ外れてそのまま


    走り続けたってニュースなってた

  • 11月27日~滋賀行ってきた~
    2020年11月27日 22:34

    おはようございます

    今月は滋賀のマキノ高原って所でのキャンプ⛺️

    秋晴れで絶好のキャンプ日和でした

    今回は紅葉のシーズンとゆう事で通り道にある

    メタセコイア並木って場所目指す事に

    連休明けやったけど観光客で賑わってました


    こうゆう道が2.5km続いてるらしい


    開花までもう少しかかるみたいでしたが

    とても綺麗でした

    そしてキャンプ場到着したんですが

    この日なんと僕ら含めて4組✨

    めっちゃ広い場所でのんびり過ごす事に

    そっから準備して落ち着いた所で


    まぁ簡単に昼食



    ホタテとグラタン食べのんびり♪♪


    寒い時期のグラタンは本間に美味しいw



    焚き火眺めながら雑談して

    のんびり時間も過ぎて

    日も落ちてきたから温泉行って


    すき焼き食べてました

    ちょうどその頃。。

    ハーレム徳之島支部

    代表取締役の小川さんも


    すき焼き食べてたみたいw

    まさかのシンクロw

    ほろ酔いの中

    キャンプ場のアナウンスが鳴り出して

    「午後20時過ぎに付近で熊の目撃情報有り

      近隣の方の外出は控えるように」

    幼馴染みと明日の朝を迎えれるか心配になりました

    熊怖いから野営とかできやんのに。。w

    プーチン大統領さえいてくれたらなんとかなるけど。


    そして気付いたら寝てましたね

    朝4時頃起きたんですが

    気温4°

    寝袋から出たら寒すぎた💦

    けど


    わかりますか?

    星めっちゃ綺麗でした

    北斗七星?はっきり見えた♪♪

    そして朝を迎え



    少し残った日本酒とすき焼き🍶

    昼前に


    定番のホットサンドとサラダ食べて帰る事に

    食べ物の写メしかないんは食べる事しか

    してないからですw

    そして帰り道にある


    温泉寄って帰宅♨️

    今回も良いキャンプとなりました

    来月で今年のキャンプ納め⛺️

    どこ行くか迷うけど

    来月は和食を作ろうと思います

    では皆さん

    今月も残り頑張りましょ


    か"   ん"   ぱ い"

    ※HAREM徳之島支部代表取締役の小川さんは

    数日後、HAREM難波支部に移転となりました。






  • 10月25日~寒くなってきた~
    2020年10月25日 23:18

    おはようございます☺️

    朝晩だいぶ寒くなってきましたね~

    昼間の気温は好きなんですが

    帰りは寒いですね

    そぉそぉ

    最近「宇宙兄弟」ってアニメ見てる所です



    アニメも99話あるみたいでまだまだ見終わるには

    先ですが見てるとめっちゃ元気なります

    皆さんも元気になれる事とか見たりしたり

    してますか

    僕はそんな時はグラタン作ってますww


    簡単やし美味しいしオススメ

    また何か作ったら載せさせてもらいます

    ではまたまた✨✨
  • 10月23日~近頃~
    2020年10月23日 23:10

    おはようございます

    毎月キャンプしに行っては食べて寝てるだけの

    こいちゃんです

    2年くらい前から興味持ち始めて

    やっと道具も揃ってきました

    先月と今月行ってきたので久々の更新と

    なりました

    出来る事なら毎週行きたいけどなかなかね

    いつも一緒に行く地元の幼馴染み✨

    予定合わすの大変やし

    そろそろ1人で行ってみようかな

    こないだの休みは大阪の能勢にあるキャンプ場


    こちらにてキャンプとなりました

    めっちゃ静かなキャンプ場で

    癒されてきました


    なかなか良い感じに撮ってくれたんですが

    この写真見た時、本読んでるんかな思ったんやけど

    こん時

    「木のまな板腐ってるやん」って話してた所w

    テントの設営とか終わらせて

    ビール飲みながら🍻


    カレー作ったんですが

    大量に作り過ぎちゃって

    けどめっちゃ美味しかった



    外で食う飯って普段の4倍美味しいんですよ

    4倍ですよ?

    想像してみて下さいw

    全ての食材、飲み物が4倍の美味さになる。。

    キャンプって恐ろしくなるでしょ😆

    ほんま魅力的やわ。。

    来月も行く予定ですが11月めっちゃ寒くなる

    やろうし防寒出来るようにしやんと死ねるw

    薪ストーブ購入したんでこれ使ってきます


    楽しみやわぁ

    いずれは積雪キャンプも行きたいもんやわ

    あ!

    こないだ行った所に犬おって可愛いかったw


    また書きます



  • 7月11日~Netflix~
    2020年7月12日 23:47

    おはようございます


    最近ちょこちょこ観てた"日本沈没2020"


    ついに観終わりました

    はい面白かった


    ※ネタバレにもなるからこれから読む人は 


    なおくんの画像までで止めてといてw



    はい

    このアニメ。。

    第二話やったかな?

    父親が食料探してスコップ片手に山で

    芋掘るんです

    ほんで娘に

    「お前昔から山芋だけはいつも食べれるもんなーw」

    って笑い話しながら

    辛い中父親は立派やなーって思ってたら

    " 不発弾が埋まってる為危険"の看板が。。

    はい

    第二話で父親は亡くなります

    次の話ではさらに女の人が有毒ガスで。。

    さらに母親はペースメーカーの電池が切れ。。

    などめっちゃ身内が亡くなり結構重たい

    そして

    日本は完全に沈没します

    でもラストは復興に向けて感動的な終わり方で

    個人的には好きなアニメでした

    たぶんこれも何度か観るんやろなーw

    好きなアニメは何周もしちゃうんです

    また面白いのんあれば教えて下さい



    じゃまた











  • 7月10日~コロナビール~
    2020年7月10日 23:54


    おはようございます

    ドミニクトレットこと

    こいちゃんです

    先日は誕生日お祝いしてくださって

    ありがとうございました

    べろっべろなって絶賛二日酔いでした

    でも本当にありがとうございます

    そうそう

    前々からたまにバーで飲んでたんですが

    家でも飲みたい

    とゆう事で



    買っちゃいました

    これキンキンに冷やしてライム入れたら

    めっちゃ美味しいんですよ~

    ビール苦手やなーって人でも

    飲みやすいしおすすめ

    でも飲んだら乗るな乗るなら飲むな‼️

    飲酒運転は捕まりますからね~



    みんなも気をつけよう

    あ‼️

    誕生日のあと祝い受付中ですw

  • 7月1日~夏草や兵どもが夢の跡~
    2020年7月2日 01:01


    皆さんおはようございます


    ハーレムには僕ともう1人内勤がいます


    僕の頼りになる相棒の "  おがわさん " です


    昔から長いこと一緒に働いてて


    内勤として二人三脚で頑張らせてもらってます


    お客様からも愛されキャラで


    親しまれている


    そんななお君が昨日


    いっぱい飲んで酔っ払っていました


    いつもはなかなか潰れないのに


    疲れが溜まってたんかな


    普段から頑張ってくれてるなお君の腕をひいて


    2人で帰った時の様子を少し紹介します


    タイトルをつけるなら


    「帰るべき場所」







    。。。


    すいませんw


    ちょと悪ノリしちゃいましたw


    けどなおくんお疲れ様ですww
  • 6月22日~やっと届いた~
    2020年6月22日 22:36

    おはようございます


    やっとフライパン届きました


    ずっと気になってたし嬉しい


    裏こんな感じ



    たまらんわぁ


    料理するんが楽しみなりますね


    このシリーズ集めていこう思ってるんで


    また買ったらブログ載せさせて頂きます


    皆さんは欲しい調理器具ありますか


    ネットで見てたら色々あり過ぎて迷いますね

    けどそれがまた良いんですよねぇ~

    今日はこのへんで

    ではまた~


    食事中の人はごめんなさい

    それ以外の人もごめんなさい

    勝手に悪用してなおくんごめんよw

  • 6月20日~本当の小川なんて誰も知らない~
    2020年6月20日 22:57


    皆さんおはようございます


    先日人間の深い部分を見つけてしまった


    こいちゃんです


    さて


    嬉しいニュースが




    これは見るしかないでしょう


    コロナの自粛前は1人映画よく行ってたので


    また行きたいですがこの時期行って大丈夫なのか


    少し心配ですがやっぱり観たい


    皆さんは子供の頃とかに映画館で見ました


    自分はもののけ姫と千と千尋は見たのですが


    他のは見てないんですよね


    やからこの機会に見てみたいんです


    もし見たら感想書きます


    今月23日はこうちゃんのBDイベント🎂


    皆んなお祝い来てあげて下さいっ





    コウジキョウモイイナミノッテンネ





  • 6月16日~昨日の仕事帰りに~
    2020年6月16日 22:41


    おはようございます


    昨日仕事帰り隣の薬局にて

    オーナーやこうちゃんの写真が

    って思ってたらまさかの右上にw

    ぎんの写真まで

    お店の人がブログ見て作ってくれたみたい

    さらにペットフードのプレゼントも渡してくれました



    思ってもみない所からのプレゼントで


    びっくりしましたが


    本当に嬉しかったです


    ありがとうございましたぁ

    今日はオーナーのバースデー✨✨

    潰れてきますw




  • 6月15日~やっぱ面白かった~
    2020年6月15日 23:22

    はい!


    めっちゃ面白かった


    映画のほうは今まで30回は見たけど


    アニメと原作はまだ見てなかったけど


    アニメもめっちゃ感動して良かった


    また何周も見てから漫画読まんと

    あと今ちょろっと見てんのが




    これもなかなか面白い


    また面白いあったら教えて下さい

    明日はオーナーのバースデー

    よかったら顔だけでも出して下さい

    お待ちしてマス




  • 6月10日~7歳になりました~
    2020年6月10日 20:41

    皆さんおはよーございます


    6月10日とゆう事で


    なんとうちのぎんちゃんが7歳になりました



    7年毎日一緒にいるからおらへん日が想像つかへん



    これからも元気でおって下さい


    また来年もお祝いしましょう

    ぎんへのプレゼントお待ちしてますw



    さて先日は感謝祭イベント


    後半はなかなか忙しく従業員も酔っ払いだらけにw


    僕も気付けば事務所の机で寝てしまったり


    頭痛いなぁって思いながら起きる事に




    ここで少し奇妙な事が




    何やら足元で声がするんですよ。。



    ボソボソ何言ってんのかわからんくらいの声で。。



    もう一度言います


    ここは事務所の机です。


    え?誰?




    ってなって





    下みたら












    さすがにそれはないかw






    本当は









    まさかの伊織が足元で寝てるってゆうw

    「この床気持ちいい」って寝言言うてました

    いやいやw

    店ん中寝るとこなんいっぱいあるやん

    わざわざ俺の足元ってw

    可愛いーやっちゃなw

    起こしてみんなで帰りました

    次のイベントはオーナーのバースデー

    この日は全員肝臓つぶれるまで飲む日

    それまでにしっかり体調整えたいと思いますので

    今日と明日の連休は身体休ませます




    次回!

    「地獄のようなノリの家飲み」

    お楽しみに


  • 6月7日~脳が溶けとるわ~
    2020年6月7日 23:21

    おはようございます

    近頃なおくんが何言ってるのか

    わからなくなってきたこいちゃんです

    僕に問題があるのか

    なおくんの滑舌&意味わからん話なのか。。

    どちらかはわかりませんが

    けどこないだ酔っ払った時

    帰り道で二日酔いになりにくからって

    何かくれました

    小さい瓶に入った謎の液体でした

    やっぱ優しい小川のナオさん

    ありがとうございました

    てか最近ちょこちょこアニメみてるんです

    お気に入りはドロヘドロ


    けっこー面白いので機会があれば見てみて

    他もちょこちょこみてるので

    またブログに載せさせてもらいます

    ではまた書きます


    さよーならーー
  • 6月4日~押し~
    2020年6月4日 23:17


    おはようございます

    とうとう6月になりましたが皆様いかが

    お過ごしでしょうか

    近頃お昼はめっきり暑くなってきて

    夏場みたいな天気で気持ちいーですね

    でも梅雨の時期に入るのでじめじめした日が

    続くと思います

    さて6月はオーナーとこうちゃんの誕生日です🎂

    イベントもするのでお祝いしに来てあげて



    イベントも終わって落ち着いたらちょっと遠くに

    出かけよーかな

    そうゆえばこないだ

    " 押し寿司 " 作りました


     
    ただ初めて作るもんやから。。、




    力の加減わからなくて。。




    めちゃくちゃ押しまくった結果








    シャリが消しゴムかってくらい硬くなりましたw


    次回は力加減考えて作らなければ



    てかホストで


    これ持ってる人おらんやろw

    持ってるホストさん知ってたら教えて下さいw

    今度確かめやんと



    ほなさいなら~~~

  • 5月25日~お久しぶりです皆さん~
    2020年5月31日 22:37

    お久しぶりです♪

    皆様お元気でしょうか?

    最近は休みの日はのんびりと家で

    ご飯作って晩酌してる日々です

    最近ね~

    オリーブオイルの事色々知りたくて

    ちょこちょこネットで調べたりしてるんですよ~

    やから今度の休み元気やったら本屋行こかなって

    面白い本あったらまた紹介しますね

    あ!そうゆえば!

    実録!小川と呼ばれた男!の原作者の方が

    失踪されたみたいで続きが読めないのが残念です

    ブログ書いてない内にけっこー料理とか作ったんで

    また紹介していきます

    写真は最近どハマり中のアヒージョ♪


    簡単やし旨いしお手軽です

    これに焼いたバケットつけて食べたらもう。。

    ビール2㍑はあっちゅう間ですねww

    ハーレムで一番の女子力目指してるんでワシ

    これからも色々作っていきます

    ではまた‼️

       see you  next バイバイ



  • 実録!小川と呼ばれた男~第7話「九龍城のお伽話」~純情編~
    2019年10月16日 23:26

    九龍城に入り

    最上部を目指す事となった

    私達は

    まず階段を探すことに。

    シゲルは九龍城の事にも詳しく

    色々教えてくれた。

    まず

    この建物は96階建てで

    10階ごとに1人階段を守護者がいて

    90階以降は93階に1人。

    96階に最後の1人がいるというのだ。

    我々4人は階段を探しつつ

    守護者を倒していった。

    ケンタ1人で相当の戦闘力があり

    Sレート程度の人間では歯が立つ訳もなく

    相手から攻撃を食らう事なく

    上を目指せた。

    42階を登っているところで

    「しばらく少し休みなさい

        あとはわしがやろう」

    とシゲルが変わって戦う事に。

    戦うといってもシゲルはただ相手の前に立ち

    なにかを呟くと

    相手は戦意を失い

    その場に座り込んでしまうのだ。

    一体何が起きているのかわからないので

    シゲルに聞いてみると

    「いずれ分かるさ

        その時が来ればな 

         HA☆HA☆HA」

    と笑っているだけである。

    オガワはこのエリアに入ってから

    飲まず食わずの為

    元気が出ないのである。

    私の顔があんぱんなら

    分けてあげれるのだが

    ここは我慢してもらうしかない。

    なにせタイムリミットがある分

    食料を調達している時間はなく

    上へ上へと行かなければならない。

    立ち塞がる敵は効率よく倒さなければ

    ならないが

    シゲルの体力の消耗が激しい。

    老人1人では体力がもたないのだ。

    よって70階の敵を倒した所で

    オガワと私が変わる事に。

    残る敵は80、90階

    93階と96階と各階に1人ずつの計4人である。

    SSレートの敵もシゲル相手では

    赤子のように扱われたが

    オガワと私にとっては

    かなり苦戦を強いられ

    80階に上がる階段を守る者を

    倒すのに手痛い傷を受けてしまう。

    読者の方はお気づきだろうか?

    ケンタを含めた四天王の存在。

    そう

    この修羅の国には修羅四大巨頭と呼ばれる

    二つ名を持った4人がいる。

    死番虫『ケンタ・デトロイト 』

    リアルの拒絶者 『桜紅』

    平面世界の住人 『ジェシー・リー』

    白い死神 『???』

    この4人はいずれもSSレートで

    白い死神の二つ名を持つ者に至っては

    SSSレートに最も近い男と呼ばれている。

    ケンタは私達の仲間であるが

    最後の1人以外の残り2人はというと。

    実はシゲルが

    全員倒してくれた。

    シゲルさん強っ!

    シゲルさんおったら楽っ!

    私とオガワが倒したのは実は1人だけで

    あとはケンタとシゲルがやってくれた。

    2人がいなければ

    今頃どーなってるのかなんて

    オガワは全く気にしていない。

    気付けば仲間が集まり

    血を分けた仲間になっていく。

    オガワにとってそれは

    ごく当たり前の事のようだ。

    それがオガワの魅力でもある。

    私はとゆうと

    幼い頃に両親が離婚し

    男手一つで父が育ててくれた。

    正義感の強い父で

    真っ直ぐな男だった。

    私が15歳の時

    父がいつものようにタバコを買いに行く

    と出て行った。

    10分経っても

    1時間経っても

    10年待っても

    父は帰ってこなかった。

    それからは昼はアルバイトをし

    夜は通信制の学校に通い

    現在の新聞記者の仕事に就いた。

    今の社長が私を拾ってくれたのだ。

    父の失踪は事件なのか事故なのか

    それを突き止める為

    この仕事をしている。

    父親の代わりのような社長からは

    父親の失踪は自分達の思ってる以上に

    何か大きな力が動いている。

    危険過ぎるから追うな、と

    言われているが

    やはり本当の事を知りたいゆえに

    手がかりを探しているのだ。

    今回オガワの取材も父親の一件の為に

    近づいたのが本音である。

    過去の事を考えながら

    81階、82階と順調に階段を見つけ

    九龍城を上がっていく。

    迷路のようなこの建物は

    並の人間では突破できない。

    上へ下へ右へ左へと

    入り組んだ道は

    常人では数時間で気が狂ってしまうであろう。

    今自分がどの方角を向いていて

    どこを目指しているのかわからなくなる。

    だがシゲルの案内のおかげで

    我々は最短ルートで上を目指しているのだ。

    そうして89階に到達し

    90階への階段を守る白い死神と呼ばれる

    男と対峙する事となる。

    「今度の敵は今までのように
          
       一筋縄ではない、

        私に任せてくれ」

    シゲルが薄っすら笑っている。

    「こいつは
     
        SSSレートに最も近い男!
      
        存在自体が伝説級で

        まるでお伽話のような男じゃ」


    その男は

    『シモ・ヘイヘ』

    2002年4月1日

    享年92で死んだはずだが

    噂ではエイプリルフールの日の為

    実はどこかで生きているんじゃないかと

    囁かれていた。

    元々はフィンランドの軍人で

    ソビエト連邦との冬戦争では

    ソビエト赤軍から

    " 白い悪魔 "と恐れられていた。

    スナイパーとして

    史上最多の戦果の542人

    射殺の記録を残している。

    非公式の記録ではその倍以上の人間を

    射殺したとも言われている。

    シモヘイヘ率いる32人を迎えうつは

    4,000人のソビエト赤軍だったが

    結果は

    "白い悪魔"

    もしくは

    " 災なす人 "

    の勝利であったと記録されている。

    そんな伝説的な男が今目の前にいる。

    年齢は100歳は超えているだろうが

    見た目は70歳くらいで

    引き締まった体に

    威厳に満ちた顔。

    そんな英雄をシゲルは倒せるのか?

    相手も老人だが

    こちらも老人である。

    「我ではこちらの攻撃を仕掛ける前に

       殺されるであろう。

       もちろん、うぬら2人でも同じ事」

    ケンタは冷や汗をかいている。

    万が一シゲルの身に危険が迫れば

    オガワは命を投げ出すであろう。

    彼はそうゆう男である。

    黒い悪魔vs白い悪魔

    緊迫した空気がその場を包んだ。

    すると

    「誰かと思えば

       シゲさんじゃないの?」

    「久しぶりシモさん♪」

    なんと知り合い。

    道ばたでたまたまあった

    老人達の会話である。

    「これから上行くんだが

       せっかくだし

       シモさん一緒にどう?」

    会話が軽すぎる。

    「暇で暇で

       楽しい事ないかなーと思ってた所やし

       暇つぶしに行こうかの」

    シモさんが仲間になった。

    じいさんが2人に増えた。

    老人特有の少し線香の匂いがする。

    だが嫌いな匂いではない。

    こうして

    私、オガワ、シゲル、ケンタ、シモさん

    御一行はさらに上を目指したのだ。


    次回!

         ~ ついに現る!

                           九龍城のてっぺん~


                                                   お楽しみに!

                


















  • 実録!小川と呼ばれた男~第6話「世の為人の為」~純情編~
    2019年10月16日 22:24

    昨晩

    オガワは敗北

    かなり大きく負け怒りを露わにしていたが

    一夜明けてみると

    すっかり期限もよくなっている。

    「手痛く負けた時ほど

        胸を張るんや男は!」

    とオガワ節を聞かされ

    朝からやめてくれよと思いながら

    3人で歯を磨いていると

    「なぁ

       そろそろレベル6に行こうと思うんや

       タカシと連絡を取り合って

       日時決めやんか?」

    すると

    「前にも言うたが

       本当に行くのか?」

    私達の決意は変わらない

    行かなきゃここに来た意味も

    タカシが命をかけて

    助けを求めに外に出た事も

    全てが無駄になってしまう。

    私とオガワはそっと頷いた。

    その日の昼食の時に

    タカシの弟分であり

    No. つーの "  つーちゃん  "

    にメモを渡す。

    それからシゲルにレベル6への

    行き方を聞いた。

    なんでもレベル6への行き方は

    ランドリーを通らなければいけないと言う。

    ランドリー?いつも使うあのランドリーに

    怪しい場所なんてなかったはずだが。

    シゲル曰く   

    「乾燥機の一番左端から4番目

        いつも故障中になってただろ?

        そこがレベル6への入り口さ」

    灯台下暗しとはよく言ったものだ

    たしかに

    2.30台の乾燥機があって

    一台故障中でも

    誰も気にしない

    気にかけない。

    益愛グループの上の人間が

    わざわざ直してくれるとも思っちゃいない。

    ましてやそんなシャバのどこにでもある

    ごく普通のコインランドリーの一角から

    誰がそんな危ない場所に繋がっていると

    想像できようか?

    「行きはまだいい

       行きは簡単な手順で入れるが

       帰りが問題で

       裏からは開ける事が出来ないのだ」

    そう。

    レベル6は例えるならば冷蔵庫。

    外からは開けれるが

    中からは開けれない

    危険な奴らを閉じ込めるには

    うってつけの箱なのである。

    「そこは問題ない!

        帰りはタカシに開けてもらおう」

    夕食の時間につーちゃんに

    レベル6潜入計画を書いた紙を渡し

    届けてもらう事に。

    あとはタカシを信じ

    戻ってくる時に扉を開けてもらうのだ。

    「案内人が必要だろ?

       ビール1本で連れてってやるぜ?」

    とシゲルが真っ白な歯を見せて笑う。

    まるでウィルス◯スか松崎しげ◯のようだ。

    そうして3人で乾杯し

    お決まりの

    「キンキンに冷えてやがる」をやり。

    しばし仮眠をとった。

    この日は勤労感謝の為

    一日労働は無く

    債務者達は好きに過ごして良いのである。

    朝日が昇る前に我々3人は

    物音を立てないようにタコ部屋を抜け出す。

    ランドリーまでの道までそう長くはないが

    もしも誰かに見つかり怪しまれたら

    この計画は破綻するかもしれない。

    そう考え歩いている内に

    ランドリーの部屋が近づいてきた。

    そして部屋に入ろうとした時

    中から

    別の班の男が出てきた!

    私とオガワは慌てたが一人冷静に

    「ここは任せてくれ」とシゲル。

    男の目の前に立ち

    「お前は洗濯物を取りに来た

       ただそれだけで誰にも会っちゃいない

       部屋に戻って眠るがいい」

    と言うと

    男はぼーっとしながら

    何も言わず歩いていった。

    一体何が起きたかわからないが

    無事乾燥機の前まできた。

    左端から4番目、故障中の張り紙。

    扉には12分100円とかかれている。

    そしてシゲルが100円を入れると

    その重厚そうな

    乾燥機の扉が

    ギィっと音を立て

    開いた。

    いやいや

    乾燥機の扉は金入れんでも開くわぃ!

    と思いながら

    奥のほうをみると

    そこには

    さらに奥の場所へつながる扉が開いていた。

    「あれが最後の100円

       12分後にはこの扉は閉まり
     
       こっちには帰ってこれぬ!

       見つからない内に行くぞ」

    とシゲル、オガワ、私の順で扉に入る。

    周りは薄暗く

    雨降りの日のような匂いが漂っていた。

    何もない無機質な廊下だけが

    真っ直ぐ奥へと伸びている。

    オガワを筆頭に私、シゲルと続き

    歩いていく。

    ここには看守などは配備されてない

    逃げす者も、それを捕らえる者もいない。

    そもそも外よりも

    ここにいるほうが都合の良い人間

    ばかりである。

    このレベル6は

    日本の領土にいながら

    法律や統治権を受けない

    治外法権なのである。

    簡単に言えば何が起きても

    法では裁けず

    殺人などは日常茶飯事で起きている。

    そんな猛者どものいる檻の中に

    オガワ   (ただの中年)

    私          (新聞記者)

    シゲル   (松崎)

    の三人だけで大丈夫なのかと心底

    心配しながら歩いていると

    先の方に大きな鉄の扉が見えた。

    そして

    「男とはなんぞや

       力とはなんぞや」

    とどこからか声が問いかけてくる。
     
    暗い廊下の扉の前に一人の男が立っていた。

    「我はこの鎮守回廊の扉を守る者なり

        あのお方の御意志により

        うぬらを通すわけにはいかぬ」

    と見た感じ北斗の拳に出てたラ◯ウ

    そのまんまの巨漢が立ち塞がった。

    「俺達はある男を探し

        ここまで来たんや

        素直に道開けやんと怪我するで」

    とオガワが臨戦態勢に入る。

    だがラ◯ウは

    「もう一度聞く

       男とはなんぞや

       力とはなんぞや」


    ここでこの男の望む事を答えれば

    通してくれるのか。

    いや

    そんな簡単なものではないだろう。

    男とは!

     1人間の性別で、子を産ませる能力と器官をもつほう。男性。男子。⇔
    人以外の動植物で雄性のもの。おす。「馬」
    2 成熟した男性。子供を産ませる力を持つようになった男性。また、一人前の男子。「になる」
    3 強いとかたくましいとか、一般に1が備えていると考えられる性質をもっている人。「たるもの初志を貫徹せよ」
    4 男子としての面目、体面。また、男ぶり。「が立つ」「をあげる」
    5 情夫。情人。愛人。「ができる」
    6 男子の奉公人。下男。「を何人も使って商売をやる」
    7 (接頭語的に名詞の上に付いて)一対のもののうち、大きいほうのもの、険しいほうのものなどを表す。「坂」
    8 (上代、少女(おとめ)に対して)未婚の若い男子。
    「あなにやし、え―を」〈
    9 夫婦関係にある男子。夫。
    「乳母なる人は、―なども無くなして」〈
    10 出家していない男子。
    「西行法師―なりける時」
    11 元服した男子。
    「汝七歳にならば―になして」
    12 男色。若道(にゃくどう)。
    「順礼にはあらぬ―修行の君」
      

    Wikipediaそのまんまを答えるオガワ。

    「。。。。」

    「では力とはなんぞや」

    すかさずオガワは

    「人は何度もつまづく。

       だが何度でも立ち直れる強さをもつ事」


    。。。

    。。




    それドラえもんがのび太くんに

    言うてたやつやん!って思ったが

    ラ◯ウは

    「ほう。

       このような考えをもつ人間がいたとは

       よかろう!

       この扉を通るがよい」

    答えって案外適当なのかもしれない。

    たぶん

    「男は浮気する生物で~力は握力?~まじ卍~」

    とか言うても通用するんじゃないかと

    思った。

    「ふふ

       わしの思った通りの男よオガワ」

    シゲルが何やら嬉しそうにしている。

    そうして

    鎮守回廊の扉を通る事が出来た。

    一方そのころ

    「鎮守回廊の扉が破られました

       いかがなさいますか?」

    ??「四天王の一人のケンタがやられたか

              だが奴は四天王の中でも最弱。
              
              奴らがここに来れるのか
           
              楽しみにしておこう」

    とボロ布をかぶった男が笑っていた。


    「我の名はケンタ

       うぬらの仲間に入れてはくれぬか?

       微々たるものだがうぬらの役には立とう」

    めっちゃ癖の強い喋り方のその男は

    "  ケンタ "とゆう名前で

    出身は和歌山、趣味はカフェ巡り

    とゆう見た目以外はどこにでもいる

    ただの青年だった。

    見た目はラオウ

    中身は好青年

    ここでの暮らしはこんなにも人を変えるものか

    とレベル6の脅威を感じれた。

    ケンタ曰く

    ここから先の呼び方は" 修羅の国 "

    さきほどの扉は " 修羅の門 " と

    住人は呼んでいるらしい。

    16歳までの生存率は0.69%と非常に低く

    100人子供がいて1人生き残るか残らないか

    の計算となる。

    ケンタは元々は医者の卵で

    18年前にここに連れてこられたそうだ。

    傷ついた人の為にそれは毎日

    自分の生命を削ってまで治療にあたっていた

    だがある日

    事件は起きた。

    助けようとした患者がケンタに刃物を向け

    錯乱状態の患者に

    ケンタは刺されてしまったのだ。

    刃は内臓を傷つけ

    生死の境を彷徨い

    目覚めたケンタの脳裏には

    "世の為人の為

     今まで散々

     助けようとしたがこれだ。

     拒絶された

     ならばコワスシカナイ"

    それからは治す者から壊す者へと変わり

    殺しに殺しを重ねた。

    それから数年が経ち

    1人の男と出会い

    その男の考えに賛同し

    その男についていくと決めた。

    そして今の見た目と喋り方に

    変わったそうだ。

    え?身長も伸びたん?絶対嘘って言いたいのを

    我慢した。

    ケンタは少し話を盛る癖もありそうだ。

    扉を通った先には

    一体何平方メートルあるのか?

    もはや地下のさらに奥にある場所でなく

    こんな場所

    本当に日本か?と疑いたくなる光景

    が広がっている。

    「うぬらの探す男は

        あそこに捕らえられているに違いない」

    ケンタが指差す先には

    廃墟とゆう言葉一つで済まない

    大きく高い建物があった。

    「やはり" 九龍城 "に捕らえられて

       いやがったか。

       あそこにはSSSレートの奴がいるに
      
       違いない」

    いつになく真面目なシゲルに

    「 くーろんじょうって何や?」

    シゲルが言うに

    九龍城は東洋の魔窟と呼ばれ

    無法者達がかってに資材を運び

    どんどん拡大していったスラムだそうだ。

    中は複雑に入り組んだ迷路のようで

    その最上部にオガワの助けたい男が

    幽閉されている。

    ただの中年のおっさんの取材から

    こんな事になるなんて

    人生とは一寸先は闇である。

    タカシと約束の時間までまだ時間は

    あるがこの先どれだけ時間が

    かかるかわからない

    「ぱっぱと行ってチャッチャと

       帰るか!」

    とオガワが歩き出した時

    少年が空を見上げながら

    「黒い風がふいている

        あんたらの誰かかが死ぬよ」

    と意味不明な事を言う

    不気味な少年と遭遇した。

    「誰かって誰やねん

       それにお前は誰や」

    オガワが詰め寄ったら

    「あんたじゃなかったらいいね」

    とだけ残し少年は

    消えていった。

    いたずらで言ったのか。

    それとも

    この4人の中の誰かが

    この先

    死ぬのか。

    真実は九龍城に行けばわかる!


    次回!

          ~ 古今東西摩訶不思議!

                   九龍に伝わる悲しき過去!~


    お楽しみに!












  • 実録!小川と呼ばれた男~第5話「オガワノカオ」~純情編~
    2019年10月7日 05:16


    今日は第2水曜日

    B班のタカシと合流出来る日である。

    合同での休憩中

    運よくタカシを見つける事が出来た

    「タカシ久しぶりやな!

        これから連絡を取る時はどうしたらいい?」

    とオガワが聞くと

    「そんな事より

        お前達と仲良くしてたじいさん、、、」

    とタカシがつぶやく。

    しげるの事がどうかしたのか?と聞こうとしたが

    「悪い!悪い!

        配膳担当の奴で

       腕にいびつな十字架を入れてる男がいる

       これから伝言などそいつに頼めば良い」

    と言ってきた。

    配膳担当の男は

    外でタカシの弟分だった奴らしく

    信頼できる男だそうだ

    いびつな十字架か...

    いびつな十字架って...

    私には検討もつかなかった。

    それから軽くだけ喋り

    その日の作業を終え風呂の時間がやってきた。

    「なぁ、 タカシがしげるを見た時

        妙な反応を見せなかったか?」

    と後ろからオガワに話かける。

     「なんやと?

         お前も気づいとったか?

         俺のシャンプーの泡立ちの話やろ

         俺は2プッシュ黒服に頼んだから

         こんな泡立つんやで

          明日は3プッシュ頼んでみるで」

    シャワーの音で聞こえてないようなので

    部屋に戻ったら聞いてみよう。

    そして風呂を済ませ

    タコ部屋に戻り

    さっきの事をもう一度聞いてみた。

    「俺も妙な感覚やった。

        正直最初に声かけた時から

        違和感あったんや

        しげるは只者やないと思うわ」



      「わからんけどあのじいさん

          地肌じゃなく日サロやと思う

          あんな黒なるか?

          普通やないで

          あの真っ白な "  歯 " もな」


    やはり仮歯のオガワは

    天然の歯の事には一際敏感である。

    私が求めていた答えではないが

    一応オガワも違った意味で

    只者じゃないと思っていたようだ。

    夕食の時間

    私はすっかり十字架の男の事を忘れて

    しまっており

    オガワにただ

    夕食でたくあんをあげてその日は眠った。

    次の日の作業終了前

    再び思い出し

    配膳係の男に集中していた。

    ガチャガチャと配膳の音が聞こえる中

    私とオガワは自分達の順番を待ち

    配膳の男に集中する。

    そして

    目の前の皿に配膳される中

    男の腕を見ると

    十字架が刻まれていた。

    小声で

    「タカシの身内の者だ

       連絡の際は宜しく頼む」

    と言うと

    「兄貴から話は聞いています。

        ご連絡や入り用の際は

        この場にてお願い致します」

    ようやくタカシと連絡が着くようになった。

    あとから知ったのだが

    この十字架の男はタカシが外から入れた

    実質No."  つー  "の男。

    信頼のおける

    タカシの片腕である。

    こうして我々は新しい仲間ができた。

    ここでの稼ぎは

    月に一度の給料と

    班長が取り仕切る

    "  賭場  "がある。

    この地下施設に慣れてきた頃

    班長のアズマとゆう男から

    賭場への誘いを受ける事となった。

    この賭場では花札ではなく

    トランプを使ったカブとゆう賭け事を

    している。

    親 対 子

    に分かれて勝敗が決まり

    金のやりとりがある。

    私も始めての事でルールをアズマから

    聞く事になる。

    簡単に言うと

    トランプの数字での勝負で

    子の場には4枚の山

    親の場には1枚。

    子は4箇所の場所のどれかに賭ける。

    賭ける場所が決まれば

    親から配られた一枚目のカードを

    賭けた者だけが確認する。

    数字が微妙の場合はもう一枚だけ

    追加でもらう事が出来る。

    2枚目は子だけが確認でき

    3枚目はオープンで配られる。

    そして子のカードを配り終え

    親対子の勝負が始まる。

    ルールは簡単

    11.12.13の絵柄とジョーカーを除き

    1~9の数字での勝負となる。

    数字で強いのは9 "  カブ  " と呼ばれ

    それ以下の数字は負けとなる。

    特殊な目もあり

    子の場合4とAで " しっぴん "親から倍払い

    親の場合9とAで " くっぴん "で子は倍払い。

    子が" しっぴん " でも

    親が" くっぴん " の場合は親の勝ち。

    数字が3枚揃えば " 嵐 "となり3倍払い。

    3が3枚で " 大嵐 "  となり5倍払いとなる。

    カードの目が6でも

    結局親が5などであれば子の勝ちである。

    色々説明を省いて書いてはいる。

    ルールを聞き

    場にカードが配られ始めた。

    場には

    3    10    6   A  の4枚が。

    オガワは10のカードに1000ペリエ

    この10にかける事を

    通称" オガワ賭け "と呼ばれるように

    なった事は私達はまだ知らない。

    私は " しっぴん " 狙いのAに1000ペリエ。

    ほかの債務者もそれぞれ賭け

    カードが配られる。

    3の山の一枚目、配られたカードは6。

    単純にゆえば一番強い " カブ "

    そしてふた山目。

    オガワの賭けた場所にカードを配れたが

    賭けた本人以外は見えない。

    「もう一枚や」とオガワの一声。

    3枚目に配らるカードはオープンの為

    私も見る事が出来る。

    オガワの3枚目は  10  である


    もしも2枚目が10なら嵐で3倍払いである


    が!

    オガワの顔を見ると

    明らかにダメな顔をしている。

    オガワはわかりやすい。

    嬉しい時に笑い

    悲しい時は悲しむ男である。

    そして私の順がきた

    一枚目は A!

    強さでいうと2である。

    もちろんもう一枚追加でもらう

    3枚目がAの場合

    嵐で親の3倍払いとなる!

    「もう一枚!」

    追加のカードを恐る恐る見ると

    6!

    カブには負けるが8である!

    このカブにおける8とゆうのは

    まずまず強い出目である!

    案の定

    親の目は7で

    一巡目は

    オガワ以外の子は全員親に勝つ事となった! 

    こうして夜は更けていき

    気付けば時刻は

    1時を回り

    今日の賭場は終了となった。

    本日の収支

    オガワ   - 42000ペリエ

    私          +168000ペリエ

    となり

    私のポケットはペリエがいっぱい。

    だが

    オガワの顔は怒りが溢れている

    普段ギャンブルで勝ち続けているオガワが

    珍しい、と思っていたが

    今日はご機嫌で眠れそうな気がした。


    次回!

           ~  隠れていた策士!

                       かくれんぼは今終わった~



    お楽しみに!!





          

         

         



       



  • 実録!小川と呼ばれた男~第4話「その感情は炎となりえるか」~純情編~
    2019年10月7日 02:51


    タカシの治療から3日

    予定通り益愛グループの

    地下強制労働施設に潜入する日がきた。

    この3日の間

    オガワは800万、私は400万の借金を

    " わざと "益愛から借り入れ

    地下に送られる事となった。

    タカシは益愛に連絡をとり

    地下に別で戻される。

    正直不安な事しかない

    今まで平穏に生きてきた私が

    突如として400万の借金を作り

    地下で働くのだから。

    幸い私には家族はいない

    心配する人間などいないのだ

    そう考えると寂しい人生のように感じる

    だが、それでも私は

    オガワとゆう人間を追ってみたくなったのだ

    四分の恐怖と六分の好奇心

    好奇心が上回ってしまっている。

    もしもの時はオガワの信頼できる人間とゆう

    人物が、借金を返し地下から私とオガワを

    引き上げてくれる手はずになっている。

    そうこう考えている間に

    オガワのケータイが鳴った。

    「ああ!すぐに行く」

    どうやら迎えが来たらしい

    二人で徒歩1.2分の待ち合わせ場所に行くと

    全身黒服、黒眼鏡の男が立っていた。

    「二人はこれより地下に入ってもらう

       場所などが漏洩しないよう

       アイマスクを着用し

       この薬を飲んでもらう」

    薬とゆうのはきっと睡眠薬だろう

    口に含む瞬間

    なぜ正露◯の匂いがするのか?と疑問に思えば

    すぐに寝てしまった。

    「◯◯!!」

    まただ

    また誰かが夢の中で私を呼んでいる

    知らない人が知らない名前で

    私に向かい話かけている。

    夢特有のハッキリしない意識の中

    誰かと会話していたのだ

    「おい!起きろ!」

    黒服が私の顔を覗き込んでいる

    どうせ起こされるなら

    綺麗な女に起こされたいものだ。

    隣をみるとオガワはいびきをかいている

    睡眠薬が相当効いているようで

    ビンタされても起きない。

    揺さぶられても何をしても起きない。

    顔に水をかけられた時にやっと起きたのだ。

    「では今からこの施設の生活の

       1日の流れを言う!

       二度は言わんから覚えろよ!」

    黒服の説明によれば

    朝    7時 起床
              
            7時30分 作業開始

    昼    12時 昼飯


    夕方 17時 作業終了

            17時15分 風呂

    夜     17時30分 夕食

            21時   消灯


    とゆうのがここでの生活リズムである。

    今まで自由に生きてきたオガワからすると

    不自由過ぎる暮らしですでに

    嫌気がさした表情をしている。

    そして20人一部屋のタコ部屋に通され

    初日は終了。

    次の日になり

    朝から労働が始まった

    力仕事などした事のない私には

    きつい作業だったが

    オガワはもっとキツそうにしている。

    100キロの体には相当な負荷がかかっているのだ

    サイレンが鳴り響き

    作業終了の合図が流れた。

    作業の後は風呂。

    風呂といっても簡素な物で

    ただシャワーが流れている場所を洗いながら

    進むだけ。

    まるで子供の頃プールに入る前に通る

    消毒するだけのシャワー。

    それが終われば夕食の時間だ。

    ここでの扱いは

    本当にひどいものだ。

    夕食に出される物ときたら


    薄い味噌汁

    たくあん

    謎の葉っぱのサラダ

    のみである。

    オガワは1日4500㌍を摂取してきた男。

    うどん10束以上は平気で平らげる大食漢である。

    この夕食は多く見積もっても

    350㌍。。。

    足りるはずがない

    いずれ危機感を覚えたオガワの体は

    蓄えていた脂肪から栄養を取り始めるだろう

    3日後には餓死するんじゃないかと心配した。

    夕食後から消灯までは自由時間で

    債務者達は各々が自由にしている。

    私とオガワはこれからの段取りの確認を

    部屋の隅でしていた。

    「まずはタカシと接触する

        そしてある男を見つけなければならない」

    ある男とゆうのはかつてオガワ達と組んでいた

    もう一人の男らしい。

    「ここの地下施設にはレベルがあり

        借金とは別でその危険性で判断され

        レベル1からレベル6までで分けられている」

        5は殺人を犯すレベルの危険性。

        さらにその上のレベル6は

        日本、ましてや益愛グループを滅ぼしかねない

        最重要危険人物らしい。

    さらにレベル6の中でも

    Sレート、SSレート、SSSレートと

    三段階にレート分けされているのだと。

    このレート分け

    何かの漫画で聞いたような。

    それ以前にもどこかで聞いた事のあるような

    施設や用語は関係ないので

    気にしないでおこう。

    話が逸れたが

    レベル6の情報はここにいる債務者でも

    知らない者が多い。

    まずはタカシを探すとこからだ

    とオガワと話をし

    その日は眠りについた。

    それから1ヶ月経ち

    この施設にきて初めて

    債務者達がソワソワしている

    聞くと今日は給料日らしい

    班長から次々に名前を呼ばれ

    給料袋を受け取り

    中を確認している。

    封筒の中には

    札が9枚と1枚

    10,000ペリエと1000ペリエと

    書かれている。

    このペリエとゆうのは

    この施設内だけで使える貨幣単位の事で

    10,000ペリエは日本円の10分の1

    つまり1000円で

    1ヶ月働いて得る賃金は

    食費、施設利用料と元金を差し引きした上で

    91,000ペリエ

    9,100円とゆう事になる。

    ペリエの使用で

    食料、飲料、嗜好品を買うことができ

    タバコやビールなども手に入る。

    タカシはそのペリエで

    1日外出券を購入し

    外に出てオガワを探しに行ったのである。

    本来ならばその1日外出券を買い

    外に出るのが目的だが

    私とオガワはその必要がなく

    ペリエを自由に使う事が出来た。

    だとすれば使い道は一つ

    情報の購入である

    タコ部屋の中に一人

    初老のが人間がいる事に気付いたオガワは

    さっそく話かけに行った

    「じいさん聞きたい事があるんだが」

    と声をかけるも

    「最近の若いのは礼儀がなってない

       話を聞きたいなら

       わかるだろ?」

    と松◯しげ◯似の男性。 

    つまりは金。

    こんな場所でも金が物を言う

    「あぁ!悪い悪い!

       買ってきたらいいんだろ?ビールを」

    そして二人でビール3本を買おうとしたら

    後ろからさっきのじいさんが

    「あと柿ピーと焼き鳥も頼む」と言ってきた

    ビール3本柿ピーと焼き鳥を買い

    貴重な28,000ペリカは消えた。

    キンキンに冷えたビールを3人で

    流し込む。

    美味い...

    美味すぎる...

    犯罪的だ...

    と思っていると

    「タカシとゆう30代で鳥◯県出身の男を

       探しているんだが知ってるか?」

    とオガワがタカシの事を聞き出そうとしている

    「タカシ、、あぁ!そいつならきっと

       B班にいると思うぞ?

       前に1日外出券で外に出た奴だ!」

    オガワの読みは見事に当たった

    このじいさんはここでは長く収容され

    色々な情報や人脈をもっているようだ。

    「じいさんそのB班のタカシに

       会うにはどうすれば良い?」

    と聞くが

    どうやらさっきの一本では足りず

    もう一本催促される

    追加5000ペリエが消えた。

    と思ったら

    柿ピーと焼き鳥も消えていた。

    ビールを飲みながらじいさんが

    「B班と合流出来るのは

       来月の第2水曜日!

       この日はA班とB班合同での作業となる」

    この機を逃せば

    また2ヶ月先になるのだ。

    どうしてもタカシに会うしかない。

    私とオガワはその日を待つ事にした。

    「じいさん、ビール3本渡す変わりに

       レベル6の行き方を教えてくれ」

    オガワが突然切り出した。

    すると老人の顔色が変わり

    陽気な笑顔は消えた。

    「お前らレベル6に行きたいのか?

        戻ってこれんかもしれんぞ」

    そのじいさんはレベル6について

    詳しく知っていた。

    「あそこは特異体質の奴らの集まり

       精神を壊されるかもしれん」

    特異体質?

    それはオガワのような能力の事だ。

    じいさんの知る限り

    一番やっかいな奴が

    2人のSSSレートの内の一人で

    人の心を読む能力が危険との事。

    他のやつらも危険だが

    とくにそいつには気をつけたほうが良い!

    と忠告してくれ

    場所や行き方を教えもらった。

    じいさんは5本のビールに気を良くしたのか

    「知りたい事があれば聞きにこい

        次は手ぶらでも良し」と。

    なんとも心強い松◯しげ◯似のじいさん

    が仲間になった。

    気がした。

    それからとゆうもの

    オガワは毎晩の夕食に不満を

    抱え

    いつも夜になるとため息をついていた。

    「表にいた時何不自由なく生活し
       
        毎晩女を抱いていた俺が

        今ではなんてザマだ!

        この感情は例えるなら

        怒りの業火だ」

    と何言ってんのかわからないが

    とにかく怒っているらしい。

    私は次の日たくあんをふた切れ

    オガワにあげた。

    オガワはえらく上機嫌である。

    それからは

    オガワ、しげる、私は

    同じ部屋で3人でよく居るようになり

    労働にも慣れ

    地下での暮らしも少しずつ

    適応出来るようになる。

    この施設に入って

    2ヶ月目の第2水曜日が明日に迫る。



    次回!

                 ~ 悪党に墓標はいらぬ

                           ここは悲しき地下施設~



                                    お楽しみに!



        









        







  • 実録!小川と呼ばれた男~第3話「かつての友!現る」~純情編~
    2019年10月7日 02:44


    時刻は夕暮れ

    少し肌寒い秋空の下でオガワと二人

    あと数時間すれば太陽は消え

    繁華街に活気が出始める頃である。

    歩き出すオガワ

    いつも歩いているがタクシーは使わないのか?

    と聞いてみると

    「自分の足で歩いていたほうが

        思わぬところに好機がある」

    タクシーに乗ってると出会わないはずの人との

    " 出会い "や

    新しい発見があったり

    それはそれで楽しい事だと。

    オガワはミナミから梅田くらいの距離なら

    平気で往復する。

    いつだって歩いているのだ。

    歩いているわりに

    だらしない体をしている。

    身長は約170センチ

    体重はおおよそ100キロ。

    好きな四文字熟語は「暴飲暴食」

    ギャンブルと女が大好きな

    典型的にダメ人間である。

    ダメ人間だが普通の人と違うのは

    ギャンブルに勝ち

    女にも好かれるとゆう。

    一体どこに人を惹きつける魅力があるのか?

    最初全くわからなかったが

    関わっていくうちに

    オガワの魅力に引き込まれていくのである。

    オガワは時に詩人になる事があり

    急に紙とペンで書き出し始めた

    本人曰くそれは

    " ZONE " と呼んでいる。

    詩がおりてくるのだ。

    これはオガワ本人が書いた直筆のポエムである

    この詩には続きがあり


    ちょっと何言ってるのかわからない。

    むしろ恐怖さえ感じてしまった。

    だがこのポエムが後に重大な意味を

    もっていたなんて今はオガワ以外誰も

    知らない。

    宗右衛門町を歩いていると

    沢山の客引きにあう。

    いろんな業態の店が

    オガワとわたしに声をかけてくる。

    だが

    闇スロットの客引きだけは

    声をかけてこない

    オガワは警戒されているのである。

    オガワはその才能ゆえに

    危険視されているのだ。

    それもそうだ

    座れば当てられ店は大損である。

    オガワがその気になれば

    軍のコンピュータの声すら聞けてしまい

    国家機密は垂れ流しにすらできる。

    その能力が世間に知れ渡れば

    誰もがその能力を欲しがり

    オガワは命を狙われるだろう。

    そうなれば横にいる人間も狙われる

    わたしは

    " 危  険 な 男 と 歩 い て いる "

    と再認識した。

    その時

    宗右衛門町のドン・キホーテ前で

    何やら人だかりでざわざわしている

    オガワと私は群衆の後ろから背伸びをして

    見ると

    そこには全身傷だらけで血を流し

    横たわる一人の男が。

    「ここ(ミナミ)じゃよくある事だ

        ほっとけ」と言うオガワ。

    期待するな...!他人に...!

    自分だ...!自分...!

    自分を救うのは自分だけ...!

    オガワは弱者には特別厳しい

    それは過去の自分をみているようで

    吐き気がするのだという。

    誰かが助けてくれるなどと思う事に

    心底怒りが込み上げてくる、と。

    だが

    男の顔をしっかりと見た途端

    オガワの表情は一変

    群衆をかき分け男のもとへと駆け寄った

    「タカシ!タカシやないか!

        一体どこにおったんや」

    なんとオガワの旧友のたかしとゆう男性だった

    タカシさんを担ぎ上げそれをわたしも手伝った。

    私の家は宗右衛門町から歩いてすぐの

    マンションの為

    そこにタカシさんを連れて行く事に。

    1LDKの狭くも広くもない部屋におかれた

    ベットにタカシさんを寝かせ

    休ませる事に。

    治療に使う物を買い出しに行ってくれと言い

    包帯、消毒液、絆創膏

    清潔な布、いちごオレ、タバコ

    と書かれたメモを渡された。

    最後の2つはオガワ本人の嗜好品だろ。

    自分で買いに行けよ

    と思いつつ近くの薬局などで買い出しを済ませ

    家に戻りオガワに渡すと

    まず最初にいちごオレを飲み

    タバコに火をつけ

    一服し始めた。

    タカシ、、さんは?

    と聞くと

    「ええから湯沸かしてくれ!

       アイツの治療はそっからや」と。

    言われたまま湯が沸くのをまっていると

    「...骨折6箇所..片目視力無し...

             大小様々な傷が全身約69有り...」

    と目視で容態を確認しているオガワ。

    湯が沸くと同時に施術を始める

    ソファに座り眺めていると

    急激な眠気に襲われた。

    無理もない、ここ1ヶ月は満足な睡眠も

    とっていなかったのだ。

    夢をみていた

    知っているかま名前も顔もわからない。

    そんな人達に

    なぜか本名ではない名前を呼ばれている

    向こうにいる人間と

    隣にいる人間の表情は正反対で

    喜怒哀楽が入り混じっている。

    私はというと

    まるで桃源郷を彷徨うが如く

    圧倒的至福...!!

    謎の男に名前を呼ばれ

    夢から現実に戻った。

    時計をみると朝の4時55分

    何時間寝ていたのだろうか。

    オガワもいびきをかいて寝ている。

    タカシさんは

    見事に全身綺麗に包帯が巻かれ

    落ち着いた顔で寝ている。

    一人でこれだけの事をするオガワ

    一体彼は何者なんだろう。

    それから1日と半日が経過し

    タカシさんが目を覚ましたのである。

    聞くとタカシさんは強制的に

    労働させられており

    その施設から1日だけ外に出てきたが

    逃げだそうとした際怪我を負わされ

    宗右衛門町のあの場所に倒れていた所を

    偶然通りかかった我々に救われたとゆう。

    もしもあの時タクシーに乗っていたら

    出会う事なく

    タカシさんは連れ戻されたであろう。

    「お前と連絡が取れないと思っていたら

         まさか連れた行かれてたとはな」

    タカシさんを強制労働させていたのは

    日本でトップの益愛グループだったのだ。

    「助けてもらってすまない。

       だが俺はもう一度

       あの地下施設に戻り

       そこで目的を果たし外に出る

       その為にオガワに会う為出てきた」

     どうやら戻らなければいけない理由が

      あるのだとゆう。

    「なら俺も借金作ってタカシと一緒に

        地下に入ることにするか!

        お前俺を取材するために来たんだろ?

       ならお前も来い」

    地下に潜入する為とはいえ

    そこは二人だけで私は関係ないんじゃないか

    と疑問に思いながら

    それから3日後の明晩!

    タカシさんの怪我が治るのを待ち

    益愛グループの地下強制労働施設に

    潜る事に決まった!!







    次回

           ~いやよいやよも好きのうち!

                    それでもまた君に恋してる~

     

                                 お楽しみに!
               




















  • 実録!小川と呼ばれた男~第2話「原点回帰」
    2019年10月5日 01:46



    オガワと歩く事15分

    だんだんと繁華街から離れ

    寂れたマンションへと着いた。

    どうやらここに何かあるらしい

    だが中には入らない。

    入らないのではなく

    入れないのだと言うオガワ。

    「ここには俺の原点となった場所がある」

    聞くとここには様々なレートで行われる

    違法カジノがあるらしい。

    バカラ

    スロット

    ルーレット

    あらゆるギャンブルがそこには揃い

    底辺の人間でも

    一発当てれば出世魚のように

    人生が変わる事から

    通称「カンパチ」と呼ばれる場所。

    オガワ曰く

    「ギャンブルで出る脳内麻薬は

       S◯Xでも酒でも満たされる事はなく

       ギャンブルだけが俺の快楽だ」と。
     
    オガワが過去の話を語り出した。

    10年前のオガワは賭け事にめっぽう弱く

    ギャンブルで負け込み

    1600万の借金を背負ったそうだ。

    その日最後の10人の諭吉を握りしめ

    カンパチのパチンコ台に座るオガワ。

    いくら打てども当たらない

    当たる気配すら感じない。

    焦る気持ちとギャンブルにより

    狂った脳内はすでに麻痺している。

    ただひたすらに銀玉を発射する機械。

    気付けば最後の諭吉を

    無機質な台に無意識に打ち出していた。

    最後の変動が始まり

    変動中に画面は消え

    画面には「激熱」の二文字。

    最後の最後に来たチャンス

    オガワは心の声で叫んだ

    当たってくれ

    ごく普通の現象。。

    確率。。。!!


    だが


    当たらない。

    最後の最後でも当たらなかった。

    その日の帰り道

    気付けば車道に向かって歩き出したオガワ

    クラクションの鳴り響く中

    激しい衝撃と共に

    オガワの意識は薄れていった

    そして目が覚め

    気付けば病院のベットに横たわっていた。

    主治医の先生いわく

    「三日三晩眠り、奇跡的に命はとりとめたが

       前歯を失ってしまった」

    そう

    この日の事故こそ

    オガワに神が能力と仮歯を授けた

    奇跡の人生の始まりであったのだ。

    「あの日人生と前歯を失い

       助かった命と仮歯のおかげで 今の俺がある」


    とタバコに火をつけ

    フーっと空を見上げるオガワ。

    そう

    人生を捨てたあの日

    1600万と10万負けた場所

    それが目の前に立つマンション

    ミフネセントラルベアの中にある

    違法カジノ

    「カンパチ」だったのだ。

    だが

    「今はまだ勝負時ではない

        その日が来たら勝負する」

    1玉4000円の

    モンスターマシン

    動かざる事山の如しと呼ばれる

    " 山"と名付けられた

    悪魔の台と人生をかけた勝負をするのだと。

    取り返す

    あの幸せな日々を。

    そう言ってオガワはいつになく

    真剣な眼差しで

    ミフネを睨みつけていた。


    次回!

        ~弱気は俺には似合わない

            タイトなジーンズにねじこむ俺~

                    


                                              お楽しみに!

                         

       















  • 逆境無頼伝オガワ~第1話「出会いのオガワ」
    2019年10月4日 01:33

    ここはとある繁華街の

    「三角公園」と呼ばれる場所。

    そこである人物と待ち合わせしている所だ。

    時計に目をやると

    時刻はちょうど正午を迎えようとしている。

    待ち合わせの時刻ぴったりに。

    「あ"んた"が取材の"連絡して"きた"古田さんかい"?」

    後ろから滑舌の悪いダミ声が聞こえる

    街中で会ったら間違いなく無視するだろう

    恐る恐る振り返ると

    ※個人の要望により顔は控えさせて頂きます


    みるからにガラの悪そうな中年の

    小汚◯い男性が。

    そう

    この男性こそがミナミの博打打ち

    " 名人オガワ "である。

    ある人は言う
    「金の悪魔に取り憑かれたオガワ」

    またある人は言う
     「神からその才能を与えられたオガワ」

    彼の事をよく知る人は言う
      「ただの小川」と。

    「俺の一日を取材しても面白い事なんて

        何もないぜ(爆笑)」と

    仮歯を見せながら笑う彼からは

    どこにでもいる中年にしか見えない。

    だがしかし

    ただの中年ならばわざわざ会いに来たり

    なんかしない。

    彼の類い希なる才能をこの目で見る為

    こうして大阪まで来たのである。

    「じゃ行こうか」

    と缶コーヒーをゴミ箱に捨て

    歩き出す名人。

    5、6分歩いて到着した場所は

    HARIMAYAとかかれた

    ただのパチ屋である。

    スロットコーナーに差し掛かり

    なにやらブツブツ一人言を話している。

    周りがうるさくて聞こえない。

    そして

    角から2番目の台に座り

    1000円札を機械に投入。

    メダルを手にし3枚台に入れて回す。

    1回転目

    なにも起こらない。

    2回転目

    なにも起こらない。

    3回転目


    光った。

    座ってすぐに当たるとゆうのはよくある

    話ではあるが

    この後

    座った全ての台で当たりを引き当てたのだ。

    違法な事をしているのかと疑ってはみたが

    そんな素振りは1つもない

    換金し

    外で歩きながら話をきくと

    耳を疑う事を話出す名人。

    「声がな。聞こえるんだよ」

    「当たる台はだいたい聞こえる」

    店内でぶつぶつ呟いていたのは

    台と喋っていたらしい。

    具体的に言うと台が話かけてくるようだ。

    頭のおかしい中年の戯言かと思っていたが

    名人を知る人から聞く話では

    どうやら本当の事らしい。

    何年か前に事故に会い

    頭を強く打ち前歯を無くしてからとゆうもの

    以前は聞こえないはずの声が

    聞こえてくるようになったそうだ。

    そこから行きたい場所がある。

    と名人が歩き出した。
     
    時刻は午後3時を回ろうとしている。




    次回第2話


    ~  夢見るオガワじゃいられない

           始まりのあの場所は酸っぱい香り~


          「原点回帰!ミフネセントラルベア!」

                                                         お楽しみに。



  • 10月3日~シャンパングランプリやで~
    2019年10月3日 20:58

    みんな~‼️

    シャンパングランプリ‼️

    ついに始まりましたね♥️

    シャンパングランプリ🍾🥂🍾

    ってなんで二回書いたんやろ。。。

    さて‼️

    今年はハーレムも力入れてますよ~

    店舗で上位にランクイン目指して

    3ヶ月頑張りまひょ(´・ω・`)b

    普段は「オリシャン飲みたい~」とか

    言うてますけど今月からは

    「ドルチェ飲みたい~」って言う思うので

    皆様優しい気持ちで許して下さい😎


    どうかお待ちしております☺️

    とにかく‼️





    ハーレムに元気な笑顔で来てくれたら

    それでいいんですわ٩( 'ω' )و

    ちょとブログ放置し過ぎたんで

    これからまた再開しようと思います✌️

    ではまた‼️

    おなしゃす・:*+.\(( °ω° ))/.:+

  • 4月8日~周年ありがとうございました~
    2019年4月8日 18:55

    おはようございます

    先週従業員みんなで長居公園に花見へ🌸

    春の日差しも暖かく

    とても綺麗な桜日和でした

    4月は入学式などで新生活が

    スタートした方も沢山いるんやないかな

    春は出会いと別れの季節

    毎年みんなで花見に行くと

    来年もこのメンバーで来れたらな、とか

    新しいまだ見ぬ従業員もいるんかな、とか

    花見中に考えてしまうんです

    こうゆう仕事ですから出入りは激しいって

    わかってるんですが

    仲良くしてくれてた従業員がいなくなるのは

    寂しいですね。。

    その反面


    働かしてもらってるハーレム


    一緒に働いている従業員のみんなには

    感謝の気持ちを再確認させてもらえます

    さらには今年でハーレムとして

    3年が経ち

    無事3周年を迎えられた事。

    当日には花やシャンパン

    さらにはシャンパンタワーもして頂き

    本当にありがとうございました

    お客様の皆様には本当に助けられています。

    僕自身仕事の支えって

    仲良くしてくれているお客さんや

    元気に出勤してくる従業員のおかげなんですね。

    これからも従業員共々

    ハーレム宜しくお願い致します

    最後は綺麗なお花見の写真でお別れしましょ🤳



    植物と会話するなおくん。




    誰もいない方向に向かってピースするなおくん。




    倒れそうな木をずっと支えるなおくん。


    やっぱなおくんって偉大だわ♪



    4周年目指して頑張りましょ♪♪













  • 3月14日~ホワイトデー~
    2019年3月14日 17:40


    おはようございます😃

    昔PSPでモンハンしてた時

    こんな持ち方してたこいちゃんです

    昨日のお休みは

    家で晩酌してました

    飲むのはやっぱコレ


    黒ラベルと男梅ですね

    1人で飲むのもあれなんで

    豆腐(ゆうと)呼ぼうか思ったんですが

    時刻が朝の5時頃やからやめておきましたw

    映画見ながら飲みつつバレンタインの

    お返し色々考えてて

    結局思いついたのは

    「やっぱ○○コ」かな?

    と思いそれに決定しました

    やっぱ女の子はみんな○○コ好きやろなぁ

    思って

    なんだかんだみんな好きですからね

    苦手って人はおるかもやけど

    嫌いって人は聞いた事ないし。。。

    迷ったけどお返しは○○コに決定


    お楽しみに