-
ねえ神様 視界はどうだい2022年2月3日 06:22
お久しぶりです。瞳です
まずは2022年一月度お疲れ様でした
結果から言うと売上2000万over、No.2でした。
2000万売っても当たり前に1位に成れないのがYGGDRASILL本店です
少し悔しい気持ちはあるけど、今月の僕の目標はあくまでも2000万、誰に勝ちたいとかナンバーいくつになりたいとかではなく、ただ自分との戦いでした
そう言った意味で、この数字と結果には納得してるし、1円でも力を貸してくれた姫には感謝してます
同時にこの結果が僕のホストでやるべき限界というのも実感しました。
正直な話、イベントを打つ前から、やる意味があるのか、本当に目標を達成出来るか、など色々考えて、イベント辞めようかなとも思いました
僕の性格上、負け戦なら初めから挑まないです。
ただそれって逃げてるだけですよね
と言うか、自分のモチベーションでしかない訳です
じゃあモチベが下がったから仕事をサボって良いか、というのを考えた結果、結論は一つでした
イベントをやる、目標も達成する。そう決めました
ホストをやってるとよく、目標は?とか、なんと為に?とか聞かれます
ハッキリ言って僕はNo. 1になりたい訳でもなくて、歌舞伎町で有名になりたい訳でもなくて、ただ一つ、自分の夢に近づく為の過程、でしかないです
あとはお金です。実際僕のやりたい夢を叶えるにはお金が必要です。
だから見せかけの1000万プレイヤーや、入金漏れ、立替のプレイヤーにはなんの価値も感じません
女の子が頑張ってくれた分、自分が稼がないと意味がないと思ってます
女の子はお店の為にお金使ってるんですか?多分違いますよね
ただ冬月で一年以上店舗売上一位のYGGDRASILL本店で働いてる以上、僕ら特に幹部がそれを意識するのは当たり前で、少しでもその力になりたいとは思ってるし
俺らは意地でもそれを譲れない義務があると思ってやってるのは少し分かっておいて下さい
みんな共通してこう思ってる、多分ここがYGGDRASILL本店の強さです
最初の議題に戻ります、仕事に対するモチベーションってなんでしょう
モチベが上がらないから仕事休んだ。なんて話もよく自分の姫からも聞きます
ただそれって、僕の考えからすると凄くナンセンスな事で、まずは、仕事はモチベーションに左右されるものじゃない、って事です
僕は自分の夢を叶える為にホストをやってます、お金が稼げなければやってる意味がないです
つまり「理想の自分に近づけているか」「意味のある毎日を過ごしているか」これを意識して、その為の手段として仕事がある。って考えです
仕事の為にあーだこーだ悩んだり、仕事で失敗したから仕事行きたくない、モチベが下がった。ってそもそもが本末転倒
仕事に心を入れるのが間違えで仕事に関してはただの奴隷、マシンで良いんです
その為の手段で一番大事なのがタスクブレイクです
具体的にこの仕事の例で言うと、100万売らなきゃいけない、100万売るには20人お店に来てもらわないといけない、20人お店に来てもらうには100人に連絡取らなきゃいけない、一人に10分使うとしたら1000分の時間が必要、じゃあそれをどう配分して1日のルーティーンに組み込むか
みたいな、それがタスクブレイクってやつです
自分のやるべき事を細分化して1日のノルマを決める、そしてそれが本当に実現出来るか、もっと効率が良い方法はないか、そう考えて仕事をすると、仕事とモチベーションなんてなんの関わりもない事が分かります
けどこの仕事をやってると、
人と人との繋がりはそれだけじゃないって分かります
だからこそこの仕事にやり甲斐を感じてるし、もう少しみんなの期待に応えたいと思ってます
最初から最後までこれだけは言う、人としての感情は無くしちゃいけない
今まで言ってきた事全否定した気もするけど。
近々次のステージに行くつもりです
まだ着いてきてね
おやすみなさい
-
千年幸福論2021年4月25日 07:06
皆さんは花って好きですか?
僕は幼少期には興味がなかった物で、綺麗な物とも思ってなかったし、幼稚園の絵を書く時間に花を描いたこともありません
周りにそう言う園児は多かった気がするけど、この子達なんで花を描いてるんだろう?美しいから?香りが良いから?本当はその感覚はなくてもそれを描くのが一般的に善だとされてるから?って俯瞰して見てた記憶が薄らあります
全然違う例えなんですが、ビールって20歳ぐらいの時は美味しさが分からないけど、25超えたぐらいから異常に好きになるよね、って俺はすごく分かるんですよ、自分がそうだったから
ただそれって何の科学的根拠もないし、味覚の変化が明確にあった訳でもないと思う
自身の価値観や人生経験に基づいて好きになったもの、或いは環境や状況の変化から好きになった物の一つではあると言えます、確実に
たこわさって美味いよな、たこわさに合う酒って何だ?あ、ビールか、そう言えばたこわさとビールって最強だな
そもそもたこわさって昔好きだったっけ?あ、自分が大人になったからか
まあうちの家系って全員ビール好きだしまぁ必然か
みたいな(結局何の根拠も理由もない)
俺にとっては花もそうです
幼い頃からうちの母親が花が好きな人で、昔から庭で花を育ててたのを見た記憶はあります
さっきも言った通り、幼い頃は何も思わなかった景色ですが、その風景を特別だと思った日があります
俺が東京で一人暮らしして中々実家に帰れなくなって数年後
母の日だったかな、母の誕生日だったかな、忘れちゃったけど、何となくですが母が好きだなと認識してた花束を無言で実家に送りつけだことがあります
その数週間後に実家に帰れる時間が出来て、実家に帰った時、母がその花束を植木鉢に植えてて、この子たちはどうしたら長く生きれるかな?と相談して来ました
俺のそれまでの感覚で言うと、花はいつか枯れるのが当たり前だったし、受け取った瞬間嬉しいだけでどうせ捨てる物でしょ?って感覚でしたが、
彼女はそれを1日でも長く美しく育てて、枯れる瞬間まで見届る決意がある人なんだなと感じました
それ以来俺にとって母親は誰よりも強い人であり、人の気持ちを大切に紡ぐ人なんだなと感じました
それは今の俺の生き方の信念でもあったりします
それから人から貰う花が大好きになりました
イベントや誕生日に貰った花は全部ドライフラワーにしてありますが、今でもうちに全部取ってあります
気付いたら左腕が花言葉やその時の気持ちを込めて彫ったタトゥーでお花畑になってます
そんな変化があったかな
「鮮やかな色って言うのは幼稚園のお遊戯会や花壇に使われるべき物」
って俺の好きなデザイナーも残していますが、
この言葉は彼女が普段のコレクションにも黒や白のモノトーンしか使わない事や、それしか着ない俺の価値観を肯定しつつ、
お遊戯会や花みたいに鮮やかなもの(や服でもそれを模したコレクション)には使って良いんだよって他方も肯定する言葉だと思ってます
何の話をしたいか分からなくなってきたけど、
つまり、人の感情や心ってのは何があっても失いたくない、こう言う仕事をやってて、出会いや別れが当たり前であっても、綺麗なものは綺麗って思いたいし、悲しい時は悲しいって思いたい
いつか母親のように涙を流しながら自分で育てた大切な花を自分の手で捨てられるような強い人になりたい。
俺はまだ貴方みたいに強くないから捨てる事は出来ないけど
終わりがあるから美しい そんなのわかりたくないよ
-
Delete My Memories2021年3月2日 15:34
初めまして、本店でVIP PLAYER やらせてもらってます、瞳です
最近は専らウィスキー飲んでほぼ毎日記憶を失くしてます
一度酒で記憶を失くすと癖になるって言いますが、あれは本当です
と言うことで「記憶」について少し話します。
まず僕は記憶力が乏しい、と言うより好きな物にしか興味がない、と言う人です、記憶に関しても知識に関しても。
これは昔からそうで、学生時代国語の授業中に必死で日本史勉強してて、先生に「国語の授業興味ないんで教科書持って来てないんで僕の事指さないでください」とか言ってました
先生も、寝てるとか携帯弄ってるわけでもないし、怒るに怒れない、みたいな
今思うとヤバいやつですが、今学生の方にはお勧めのやり方です、意外と怒られません
ただこれはホストとしては致命的なんですよね
故に人の顔と名前を一致させるのに時間が掛かります。
まぁこれに関して言うと、興味がない、と言うよりは名前なんてどうでもいい、それより他に知りたい事がある、って感覚に近いです
会話の内容でその人を認識したいと言うか
そこで薄れた過去の記憶や思い出を蘇らせる手掛かりとして、匂い、景色、曲などがあると思います
分かりやすい例で言うと、昔好きだった人が着けてた香水と同じ香水を着けてる人に会ったらその人を思い出したり、ディズニーランドに行ったら過去に一緒に行った元彼を思い出したりとかってありませんか?
特に音楽に密接に関わって育った僕としては、人生において好きな曲って色々あって、この曲を聴くとこの人を思い出す、みたいな事が良くあります
このブログのタイトルにある曲とかがまさにそうで、三浦大知さんの曲なんですが、この曲を聞くと思い出す人が居ます
味とかもそうですよね
僕は昔オーセンティックバーで働いてたんですが、その頃キープボトル入れてたお客様は、そのお酒を飲むと今でもその人を思い出します
特にそこのマスターがグレンリベットってウィスキーを水のように飲む人で、未だにそれを飲むとその当時のマスター、その時の自分の状況、心情、住んでた場所、全てを思い出します
シーシャでもそう。このミックスあのお客さんが良く吸ってたなぁとか
それでこの人とはこんな事があったなぁとか
僕は自分の卓で姫にウィスキーを卸してもらう時には、他の卓で卸した事があるウィスキーは違う子には絶対卸させません
それもその人との記憶や思い出と味をリンクさせたいと言う理由です
なので店でお客様に卸してもらうのは必ずスコッチのシングルモルトで、家で自分で飲むのはスコッチのブレッデットかバーボンです。
まぁこの辺は分からなくて良いです、要は差別化してると言うだけ
何が言いたいかと言うと、人間の記憶はすぐに薄れるもので、そう言う何かしらのきっかけがあって思い出す事って、必ず良い思い出なんですよね
よく思い出は美化されるって言うけど、それは全然悪い事じゃなくて、今でも忘れてない、今でも覚えてるって事が大事なんです
どうでも良い記憶なんて勝手に薄れていくし思い出す事もない
僕がホスト始めた理由も根本はそこにあったりします
No.1になる為にホストを始めた訳じゃなくて、みんなの中に雨情瞳って人間が居たって証と記憶を残したい、って事です
僕の右腕に刻んでるタトゥーも、タナトス(死を具現化した神)やメメントモリ(死への警句)も死ぬ事が怖いって言うタナトフォビアみたいな意味ではありません
みんなの記憶から消える事が怖い、と言うことです
少しでも貴方達の記憶に残る人になりたい。そんなお話でした。
ではまたいつか