2020年7月6日 掲載
2020年7月6日発売!
— 『ホスト万葉集』2020年7月6日発売! (@host_manyoshu) June 29, 2020
『ホスト万葉集』
作=手塚マキと歌舞伎町ホスト75人 @SmappaGroup
編=俵万智・野口あや子・小佐野彈@tawara_machi @ayako_nog @dantpe
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アカウント名:『ホスト万葉集』2020年7月6日発売!
―ホストが歌う。
2018年~出勤前のホストが月に一度集い、開催された「ホスト歌会」。歌会に参加したのは、歌舞伎町のホストクラブ「スマッパ!グループ」の会長・手塚マキと所属するホスト75人。2年間、彼らに伴走し、選歌・指南をしたのは、ベストセラー『サラダ記念日』の著者・俵万智氏と、歌壇で活躍する若手歌人の野口あや子氏、小佐野彈氏。ホスト歌会は、NHKも注目。BS「平成万葉集」も取り上げた。ホスト歌会の約900首から、笑って泣けて、ちょっと切ない珠玉の300首を集録。
2018年~出勤前のホストが月に一度集い、開催された「ホスト歌会」。歌会に参加したのは、歌舞伎町のホストクラブ「スマッパ!グループ」の会長・手塚マキと所属するホスト75人。2年間、彼らに伴走し、選歌・指南をしたのは、ベストセラー『サラダ記念日』の著者・俵万智氏と、歌壇で活躍する若手歌人の野口あや子氏、小佐野彈氏。ホスト歌会は、NHKも注目。BS「平成万葉集」も取り上げた。ホスト歌会の約900首から、笑って泣けて、ちょっと切ない珠玉の300首を集録。
―ホストの心模様。
2020年、夜の街への外出自粛という、歌舞伎町最大の危機の下、ホスト達は生きている。営業できない期間を自分磨きの時として、Zoomで歌会や勉強会を続けたホストたち。歌舞伎町のリアルな「今」を噛みしめる。焦燥、恋愛、悩み、希望、欲望、虚実の間の愛情ゲーム、仕事と割り切れない男女の感情。
そして、やはり愛について考えている。愛ってなんだ?
短歌とは、感情を乗せる言葉の器だ。客との掛け合い、LINEでの営業など、短い言葉を駆使して日常をおくるホストたち。彼らと、千三百年の歴史をもつ日本最古の表現形式=短歌。実は、これほど相性の良いものはないかもしれない。編者 俵万智・野口あや子・小佐野彈とSmappa!Group会長・手塚マキによる座談会「ホスト短歌の原点は、元祖チャラ男・光源氏です」も必読。
【作者】
手塚マキと歌舞伎町ホスト75人 from Smappa! Group
■手塚マキ(てづか・まき)
1977年、埼玉県生まれ。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、26歳で起業。現在は歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など十数軒を構える「Smappa! Group」会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。NPO法人グリーンバード理事。JSA認定ソムリエ。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動をおこなう。17年歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。18年には接客業で培ったおもてなし精神を軸に介護事業もスタート。近著に、『裏・読書』がある。手塚氏とともに、短歌を作ったのは、Smappa! Groupの在籍ホスト75人。
■SMAPPA!HANS AXEL VON FERSEN -Smappa! Group本店-
■APiTS
■OPUST
■VANPS
■AWAKE
■ADEOS
【編者】
■俵万智(たわら まち)
1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌という詩型の幅を大きく広げた。ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。近著『牧水の恋』で宮日出版大賞特別賞受賞。読売歌壇選者も務める。
■野口あや子(のぐち あやこ)
1987年岐阜県生まれ。短歌新人の登竜門「短歌研究新人賞」を、寺山修司以来の十代で受賞。2010年に第一歌集『くびすじの欠片』で現代歌人協会賞を受賞し、最年少記録を作った。ほかの歌集に『夏にふれる』、『かなしき玩具譚』、『眠れる海』がある。人工知能歌人(AI歌人)への短歌アドバイザーなど活動の幅を広げ、2019年、短編小説「ジュリアナ様」が「小説新潮」に掲載され、小説家デビュー。
■小佐野彈(おさの だん)
1983年東京生まれ。国際興業グループ創業者の小佐野賢治は大伯父。1990年、慶應義塾幼稚舎に入学し博士課程に至るまで慶應義塾に学ぶ。台湾に在住し抹茶カフェチェーンを経営。同性愛者であることを公表している。2017年短歌研究新人賞を受賞。2018年に第一歌集『メタリック』で現代歌人協会賞を受賞。2019年、新たな表現者を顕彰する「(池田晶子記念 )わたくし、つまりNobody賞」受賞。また、2019年、中篇小説『車軸』で小説家デビュー。
【書籍情報】
ホスト万葉集
作者:手塚マキと歌舞伎町ホスト75人 from Smappa!Group
編者:俵万智 野口あや子 小佐野彈
単行本(ソフトカバー)160ページ
ISBN-10: 4065201446
ISBN-13: 978-4065201442
発売日: 2020/7/6
価格:1300+税
2020年、夜の街への外出自粛という、歌舞伎町最大の危機の下、ホスト達は生きている。営業できない期間を自分磨きの時として、Zoomで歌会や勉強会を続けたホストたち。歌舞伎町のリアルな「今」を噛みしめる。焦燥、恋愛、悩み、希望、欲望、虚実の間の愛情ゲーム、仕事と割り切れない男女の感情。
そして、やはり愛について考えている。愛ってなんだ?
短歌とは、感情を乗せる言葉の器だ。客との掛け合い、LINEでの営業など、短い言葉を駆使して日常をおくるホストたち。彼らと、千三百年の歴史をもつ日本最古の表現形式=短歌。実は、これほど相性の良いものはないかもしれない。編者 俵万智・野口あや子・小佐野彈とSmappa!Group会長・手塚マキによる座談会「ホスト短歌の原点は、元祖チャラ男・光源氏です」も必読。
【作者】
手塚マキと歌舞伎町ホスト75人 from Smappa! Group
■手塚マキ(てづか・まき)
1977年、埼玉県生まれ。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、26歳で起業。現在は歌舞伎町でホストクラブ、BAR、飲食店、美容室など十数軒を構える「Smappa! Group」会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。NPO法人グリーンバード理事。JSA認定ソムリエ。ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動をおこなう。17年歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。18年には接客業で培ったおもてなし精神を軸に介護事業もスタート。近著に、『裏・読書』がある。手塚氏とともに、短歌を作ったのは、Smappa! Groupの在籍ホスト75人。
■SMAPPA!HANS AXEL VON FERSEN -Smappa! Group本店-
■APiTS
■OPUST
■VANPS
■AWAKE
■ADEOS
【編者】
■俵万智(たわら まち)
1962年大阪生まれ。280万部という現代短歌では最大のベストセラーとなった歌集『サラダ記念日』の著者。同歌集で現代歌人協会賞を受賞。日常で使われる「口語」を用いて、短歌という詩型の幅を大きく広げた。ほかの歌集に『かぜのてのひら』、『チョコレート革命』、『プーさんの鼻』(若山牧水賞受賞)、『オレがマリオ』などがある。近著『牧水の恋』で宮日出版大賞特別賞受賞。読売歌壇選者も務める。
■野口あや子(のぐち あやこ)
1987年岐阜県生まれ。短歌新人の登竜門「短歌研究新人賞」を、寺山修司以来の十代で受賞。2010年に第一歌集『くびすじの欠片』で現代歌人協会賞を受賞し、最年少記録を作った。ほかの歌集に『夏にふれる』、『かなしき玩具譚』、『眠れる海』がある。人工知能歌人(AI歌人)への短歌アドバイザーなど活動の幅を広げ、2019年、短編小説「ジュリアナ様」が「小説新潮」に掲載され、小説家デビュー。
■小佐野彈(おさの だん)
1983年東京生まれ。国際興業グループ創業者の小佐野賢治は大伯父。1990年、慶應義塾幼稚舎に入学し博士課程に至るまで慶應義塾に学ぶ。台湾に在住し抹茶カフェチェーンを経営。同性愛者であることを公表している。2017年短歌研究新人賞を受賞。2018年に第一歌集『メタリック』で現代歌人協会賞を受賞。2019年、新たな表現者を顕彰する「(池田晶子記念 )わたくし、つまりNobody賞」受賞。また、2019年、中篇小説『車軸』で小説家デビュー。
【書籍情報】
ホスト万葉集
作者:手塚マキと歌舞伎町ホスト75人 from Smappa!Group
編者:俵万智 野口あや子 小佐野彈
単行本(ソフトカバー)160ページ
ISBN-10: 4065201446
ISBN-13: 978-4065201442
発売日: 2020/7/6
価格:1300+税
煌びやかな世界に、"気品"や"上質さ"といったイメージの強い『スマッパグループ』。そしてこの令和に、万葉集出すとは驚いた。しかも、その作者がホストではないか。
ホストの胸の内には色んな気持ちがあるであろう。一人一人の心中を、歌で感じとるというのはとても個人的にワクワクしてしまう。
"嘘"や"本当"といった言葉が必要以上に飛び交う歌舞伎町。果たしてどんな歌がそこにはあるのだろうか。
ホストの胸の内には色んな気持ちがあるであろう。一人一人の心中を、歌で感じとるというのはとても個人的にワクワクしてしまう。
"嘘"や"本当"といった言葉が必要以上に飛び交う歌舞伎町。果たしてどんな歌がそこにはあるのだろうか。