倉科遼先生 新作舞台
「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」
製作発表記者会見へ潜入!
「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」
製作発表記者会見へ潜入!
2022/10/05(水)配信
(写真上段左から)伊地知大樹さん・エスムラルダさん・奥野裕介さん
(写真下段左から)黒木文貴さん・手塚マキ会長・小栗諒さん
(写真下段左から)黒木文貴さん・手塚マキ会長・小栗諒さん
先日、倉科先生の新作舞台製作発表記者会見へ潜入してきました。
以前、ホスホスでインタビューをさせていただいた【夜王】や【嬢王】など大ヒット作品の生みの親。
ネオン街モノ漫画原作者の倉科遼先生の新作舞台「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」の製作発表記者会見がありました。
手塚マキ会長の著書『新宿・歌舞伎町 人はなぜ〈夜の街〉を求めるのか』を原案とした連載漫画が、
月刊文芸誌『週刊幻冬』で今年の6月号からスタートし、11月には単行本も発売予定です。
舞台の日程は(11月17日〜27日)新宿シアターモリエールにて上演予定となっており、漫画と舞台の同時進行という前例のない挑戦をしている倉科遼先生。
ではここからは、記者会見の模様をお届けします。
歌舞伎町のカリスマホストの草分けとなった手塚マキ会長のサクセスストーリーを描く舞台「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」が11月17日〜27日まで新宿シアターモリエールにて上演予定。
キャストにはマキ会長役に黒木文貴さんほか、小栗諒さん、吉本興業のピン芸人の伊地知大樹さん(元ピスタチオ)、ドラァグクイーンのエスムラルダさん、奥野裕介さんらがご出演されます。
今回記者会見で注目を集めたのは、現在ピン芸人として活動されている伊地知大樹さん!
舞台では頼朝さんというマキ会長と社会貢献活動を始めたレジェンドカリスマホスト役を務めます。
伊地知さんは元歌舞伎町No1ホストという経歴をお持ちですが、実際に頼朝さんとも面識があり、当時【ホスト四天王】と呼ばれていた頼朝さんのバースデーイベントにて「これからは四天王じゃなくて5人だな。」と言ってもらった、というエピソードを披露してくれました。
伊地知さん「直接歌舞伎町でプレイヤーとして絡むことはなかったがマキ会長のことは知っていたので、
すごい方の作品に出させてもらえて嬉しいです。
カリスマホストって言われている方は沢山いるが、現役時代は有名でもその後は聞かない人が多い中、
社会貢献をしていたり今現在も歌舞伎町で名前を残しているのはすごいと思う。」
とマキ会長についても語った。
そして倉科先生が前回のインタビューで「手塚マキ役だけは既に決まっているんだ。」とおっしゃっていましたが、
それが今回の主役・座長を務める黒木文貴さん。
黒木さん「お話をいただいた時、手塚マキさんの画像を調べたり、夜鳥の界を調べたりしました。
今回はビジュアル撮影もあったので服装なども当時の雰囲気を意識して撮影に臨みました。
役作りに関しては、手塚さんとお話して実際の癖などを演技に盛り込んでいければなと思います。」
と役作りに関しても教えてくれた。
今回の舞台で倉科先生が力を入れている、マキ会長とおかまのみなみちゃんとのシーンについて。
黒木さん「エスムラルダさんになされるがままに。(笑)
キャラの濃さもしかり、今回座長という立場でやらせていただくので、僕が色を出していくというよりは脇を固めてくれる皆さんにどう流されていくかが人生観に繋がっていくと思うんです。無理にキャラ付けというよりは任せようと思ってます。」
エスムラルダさん「どのエピソードが出てくるのかわからないですが、結構渋めの展開になりそうなのかなと。私も今年の春で50になったので、年齢なりに重みや渋みを出していければいいなと思います。
あと、いろんなタイプのイケメンが揃っているので私は個人的に皆さんとの絡みを楽しみにしております。(笑)」
と会場の笑いを誘いつつ、皆さん素敵な意気込みを披露してくれました。
新宿シアターモリエールにて11月17日より上演予定の「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」
皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
- さいごに -
【倉科先生から皆様へ】
夜王というホストまんがを書いて10数年、もうホストものの漫画を書くことはないと思っていた。
だが、去年の正月に書店である本を見つけてもう一度ホストものを書こう、もう一度漫画を作り舞台化しようと。
舞台製作者として5.6年舞台を作ってきて、もう一度ちゃんとしたホストの話をやってみようと思い手塚さんを取り上げました。
今回の舞台は吉本興業さんや、幻冬社さんもバックアップに入っていただけるので大きな舞台にしようと思ってます。
沢山のお客様に見てもらえると嬉しいです。
【Profile】
■倉科遼(くらしな りょう)
日本の漫画原作者、元漫画家。1950年生まれ、栃木県出身。
水商売モノ(ネオン街モノ)を得意としてネオン劇画の開祖とも言われる。
1971年、「司敬」名義で漫画家としてデビュー。
青年誌を中心に活動し、幾多のヒット作を手がける。
次第に漫画家として行き詰まりを感じるようになり断筆後、「倉科遼」と改名し、心機一転、漫画原作者を専業として再起する。
原作作品の多くは女主人公のネオン劇画もので、代表作は【女帝シリーズ】・【嬢王】、男主人公は【夜王】など。
短期間でたくさんのヒット作を生み出したのは、ギネス級と言われている。
2014年には活動を舞台にも広げ、2022年には「荒海に漂う木の葉のように」(テアトルBONBON)・「舞姫〜DIVA〜」(六行会ホール)・「バハラナ〜愛しのフィリピーナ〜」(テアトルBONBON)を上演。
■手塚マキ(てづか まき)
歌舞伎町でホストクラブ、バー、飲食店、美容院など十数軒を構える「Smappa! Group」の会長。
歌舞伎町商店街振興組合常任理事。JSA認定ソムリエ。
1977年生まれ、埼玉県出身。1997年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、独立。
ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行う一方、NPO法人グリーンバードでも理事を務める。
2017年には歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。
著書に、【自分をあきらめるにはまだ早い】【裏・読書】(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)
【ホスト万葉集】(共著、講談社)がある。
▼倉科遼先生 【公式HP】はこちら☆
▼倉科遼先生×手塚マキ会長 【独占インタビュー記事】はこちら☆
以前、ホスホスでインタビューをさせていただいた【夜王】や【嬢王】など大ヒット作品の生みの親。
ネオン街モノ漫画原作者の倉科遼先生の新作舞台「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」の製作発表記者会見がありました。
手塚マキ会長の著書『新宿・歌舞伎町 人はなぜ〈夜の街〉を求めるのか』を原案とした連載漫画が、
月刊文芸誌『週刊幻冬』で今年の6月号からスタートし、11月には単行本も発売予定です。
舞台の日程は(11月17日〜27日)新宿シアターモリエールにて上演予定となっており、漫画と舞台の同時進行という前例のない挑戦をしている倉科遼先生。
ではここからは、記者会見の模様をお届けします。
歌舞伎町のカリスマホストの草分けとなった手塚マキ会長のサクセスストーリーを描く舞台「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」が11月17日〜27日まで新宿シアターモリエールにて上演予定。
キャストにはマキ会長役に黒木文貴さんほか、小栗諒さん、吉本興業のピン芸人の伊地知大樹さん(元ピスタチオ)、ドラァグクイーンのエスムラルダさん、奥野裕介さんらがご出演されます。
今回記者会見で注目を集めたのは、現在ピン芸人として活動されている伊地知大樹さん!
舞台では頼朝さんというマキ会長と社会貢献活動を始めたレジェンドカリスマホスト役を務めます。
伊地知さんは元歌舞伎町No1ホストという経歴をお持ちですが、実際に頼朝さんとも面識があり、当時【ホスト四天王】と呼ばれていた頼朝さんのバースデーイベントにて「これからは四天王じゃなくて5人だな。」と言ってもらった、というエピソードを披露してくれました。
伊地知さん「直接歌舞伎町でプレイヤーとして絡むことはなかったがマキ会長のことは知っていたので、
すごい方の作品に出させてもらえて嬉しいです。
カリスマホストって言われている方は沢山いるが、現役時代は有名でもその後は聞かない人が多い中、
社会貢献をしていたり今現在も歌舞伎町で名前を残しているのはすごいと思う。」
とマキ会長についても語った。
そして倉科先生が前回のインタビューで「手塚マキ役だけは既に決まっているんだ。」とおっしゃっていましたが、
それが今回の主役・座長を務める黒木文貴さん。
黒木さん「お話をいただいた時、手塚マキさんの画像を調べたり、夜鳥の界を調べたりしました。
今回はビジュアル撮影もあったので服装なども当時の雰囲気を意識して撮影に臨みました。
役作りに関しては、手塚さんとお話して実際の癖などを演技に盛り込んでいければなと思います。」
と役作りに関しても教えてくれた。
今回の舞台で倉科先生が力を入れている、マキ会長とおかまのみなみちゃんとのシーンについて。
黒木さん「エスムラルダさんになされるがままに。(笑)
キャラの濃さもしかり、今回座長という立場でやらせていただくので、僕が色を出していくというよりは脇を固めてくれる皆さんにどう流されていくかが人生観に繋がっていくと思うんです。無理にキャラ付けというよりは任せようと思ってます。」
エスムラルダさん「どのエピソードが出てくるのかわからないですが、結構渋めの展開になりそうなのかなと。私も今年の春で50になったので、年齢なりに重みや渋みを出していければいいなと思います。
あと、いろんなタイプのイケメンが揃っているので私は個人的に皆さんとの絡みを楽しみにしております。(笑)」
と会場の笑いを誘いつつ、皆さん素敵な意気込みを披露してくれました。
新宿シアターモリエールにて11月17日より上演予定の「夜鳥 翔べ~夜を生きる〜歌舞伎町ホスト手塚マキ物語」
皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
- さいごに -
【倉科先生から皆様へ】
夜王というホストまんがを書いて10数年、もうホストものの漫画を書くことはないと思っていた。
だが、去年の正月に書店である本を見つけてもう一度ホストものを書こう、もう一度漫画を作り舞台化しようと。
舞台製作者として5.6年舞台を作ってきて、もう一度ちゃんとしたホストの話をやってみようと思い手塚さんを取り上げました。
今回の舞台は吉本興業さんや、幻冬社さんもバックアップに入っていただけるので大きな舞台にしようと思ってます。
沢山のお客様に見てもらえると嬉しいです。
【Profile】
■倉科遼(くらしな りょう)
日本の漫画原作者、元漫画家。1950年生まれ、栃木県出身。
水商売モノ(ネオン街モノ)を得意としてネオン劇画の開祖とも言われる。
1971年、「司敬」名義で漫画家としてデビュー。
青年誌を中心に活動し、幾多のヒット作を手がける。
次第に漫画家として行き詰まりを感じるようになり断筆後、「倉科遼」と改名し、心機一転、漫画原作者を専業として再起する。
原作作品の多くは女主人公のネオン劇画もので、代表作は【女帝シリーズ】・【嬢王】、男主人公は【夜王】など。
短期間でたくさんのヒット作を生み出したのは、ギネス級と言われている。
2014年には活動を舞台にも広げ、2022年には「荒海に漂う木の葉のように」(テアトルBONBON)・「舞姫〜DIVA〜」(六行会ホール)・「バハラナ〜愛しのフィリピーナ〜」(テアトルBONBON)を上演。
■手塚マキ(てづか まき)
歌舞伎町でホストクラブ、バー、飲食店、美容院など十数軒を構える「Smappa! Group」の会長。
歌舞伎町商店街振興組合常任理事。JSA認定ソムリエ。
1977年生まれ、埼玉県出身。1997年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、独立。
ホストのボランティア団体「夜鳥の界」を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行う一方、NPO法人グリーンバードでも理事を務める。
2017年には歌舞伎町初の書店「歌舞伎町ブックセンター」をオープンし、話題に。
著書に、【自分をあきらめるにはまだ早い】【裏・読書】(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)
【ホスト万葉集】(共著、講談社)がある。
▼倉科遼先生 【公式HP】はこちら☆
▼倉科遼先生×手塚マキ会長 【独占インタビュー記事】はこちら☆
◆新宿シアターモリエール
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目33-10
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